私たちが共に仕事をしたいと考える方の条件として、一番最初に「ものづくりが好きな方」を挙げたのは、ものづくりが私たちの全てだからです。
私たちの会社では実際にはものをつくらない職種、例えば営業をするにしても、設計をするにしても、はたまた経理をするにしても、「私たちの会社はものづくりをしているんだ」という考えが私たち全員の仕事のベースになっています。ですので、大前提としてものづくりに興味が無い方は私たちの仕事に向いているとは言えません。
では、ものづくりに一番大事なことは何でしょうか。
私たちは、「現場に精通すること」が一番大事なことだと考えています。ひとつの仕事に対してお客様の声、パートナー企業の声、社内での声を出来るだけたくさん集めて実際に自分でそれを確認しながら仕事に向きあう。それが現場に精通することです。そしてこの経験を積み重ねていくことで、実際に“使える知識”が蓄積されます。
私たちの会社で働く社員は全員がエンジニアリングのジェネラリストであり、幅広い分野の“使える知識”を持っています。それは現場に精通することをいつも心がけながら仕事をこなした経験を数多く積んでいるからです。
ですが、例え現場に深く精通しながらいくら経験を多く積んで知識を得たとしても限界があります。私たちの会社では、お客様に「ベストエンジニアリングソリューション」を提供していくことを使命としています。ベストであるためには、私たちが二番目に挙げた「やった方がいいと思うことを実行できる」勇気が必要です。もし自分自身が現場に精通した上で、自分の考えに自信があればまわりに流されてしまってはいけません。なぜならその考えはお客様への「ベストエンジニアリングソリューション」であるかもしれないからです。また、もしそれが結果的に自分が間違っていたとしてもそこで自分自身で考えたことが後の自分の財産となり、それが会社の財産となっていきます。

最後に「自分を高めることに妥協しない方」を必要とする理由は、我々を取り巻く環境の変化にあります。世の中はどんどん変化しています。IT技術の進化に伴い、組織の在り方さえも変化せざる得ない時代に入りました。情報は瞬く間に世界中を駆け巡ります。市場は世界に向かって開かれ、ヒト・モノ・カネがダイナミックに流動しています。事業規模の大小に関係なくその渦の中に私たちも既にいます。過去に通用した成功体験や理屈では今に適応した成長は望めません。
このような環境下で私たちエンジニアに何ができるでしょうか。
それは自らの意思で学び続けることだと考えています。それらを踏まえて、私たちの会社では資格取得を推奨しています。資格取得に必要な費用の負担、合格者には資格の難易度に応じて報奨金を支給、社員の学びたいという意欲を全面的にサポートています。是非この制度を活用し、働きながらレベルアップし続けることでご自身の価値を高めて欲しいと願います。また、皆さんの活躍のステージは日本国内に留まりません。1997年、タイに合弁会社JODを設立して早20年が経ちます。現在では東南アジアにおける製造拠点として確立しており、2012年には大西エンジニアリングタイランドを設立しました。今まさに新たなチャレンジが始まっています。

自分を高めることに妥協しない方と共に私たちの会社は次のステージに移ります。
私たちと一緒にベストエンジニアリングソリューションを創造しましょう。